muninのwarningとcriticalの設定値の意味
muninでは一定の値から外れた値を取得したときに警告メールを送信することができる。
その一定の値を決めるのが{fieldname}.warningと{fieldname}.criticalなのだが、この設定の仕方がちょっとわかりにくかった。
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マニュアルには min:max, min: or :max のように設定するように書かれているのだが、この設定値の意味がわからない。
結論から言ってしまうと設定では正常値の範囲を指定するのが正解だ。
- 1:と書けば1以上が正常、1未満ならエラーとされメールが飛ぶ。
- 20:50と書けば20以上50以下が正常、この範囲から外れたらエラーとされメールが飛ぶ。
- :90と書けば90以下が正常、90を越えるとエラーとされメールが飛ぶ。
- マニュアルに書かれていないが単に90と書けば:90の意味。
なお、{fieldname}.warningと{fieldname}.criticalはプラグインのconfigで出力してもいいし、munin.confの中のノード設定の箇所で{plugin}.{fieldname}.warning 10:80のように書いてもいい。
*1:warningとcriticalの違いはmuninのalertでのwarnとcriticalの違い - ”improve it!”に書いた。